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前回の記事で小田原城を登城するときの【基本情報】を
書かせて頂きました!
今回の記事では
実際に小田原城を観光してきた私が
これから初めて小田原城に観光へ行く方に向けて
【行ったら忘れずに見てきてもらいたいオススメポイント10選】
をあげさせていただきます。
この記事を読むと
小田原城に初めて行く人に向けて
忘れずにみてきてほしいおすすめポイント10選
がわかりますのでぜひ最後までご覧ください。
小田原城は私も好きなお城です!
小田原城の基本情報は↓
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【小田原城】登城するときの基本情報【観光情報】【お城巡り】
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正規登城ルートで登城しよう
小田原城には4つの登城ルートがあります。
- 正規登城ルート
- 学橋・二の丸経由ルート
- 北入り口・御用米曲輪経由ルート
- 南入り口・御茶壺曲輪経由ルート
です。
初めて小田原城を観光する方には
やはり「正規登城ルート」をオススメします。
なぜなら、施設を網羅的に見てまわれるからです。
次からは見てほしいポイントを書いていきますね😊
1.お堀端通り(学橋・隅櫓・水堀)
おすすめ1つ目は「お堀端通り」です。
電車で来た方も車で来た方も
まずは「お堀端通り」を散歩してみてほしいです。
通りには街路樹が植えられていて歩くととても気持ちがいいです。
堀の方へ目を向けると赤い「学橋」の全体が美しくみえます。
もう少し正面入り口に近づくと「隅櫓」が見えてきます。
お天気がいい日は櫓越しに天守をみることができますよ。
2.馬出門
おすすめ2つ目は「馬出門」です。
馬出門は二の丸正面に位置する門です。
正面入り口を通過するとすぐに見ることができます。
こちらは2009(平成21)年に復元されました。
とても新しくきれいな施設です。
「馬屋曲輪」に通じていることからこの名前がつけられました。
こちらの記事に「馬出」について詳しく書きました↓
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【上級者さん向け・日本のお城巡りの楽しみ方】観光するときのポイント4つ!【お城の魅力】
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3.馬屋曲輪(井戸跡・櫓台)
おすすめ3つ目は「馬屋曲輪」です。
馬出門をくぐっていくと「馬屋曲輪」にたどり着きます。
「馬屋」という馬を飼う小屋があったことから名付けられました。
馬屋曲輪にあるこちらの井戸跡は
外側は「円形」、内側は六角形の形をしています。
六角形の井戸は特別な井戸だったようで、
こちらの井戸は「徳川将軍家用の馬屋につかうための井戸」
だったと考えられています。
素晴らしい発掘調査の結果を間近に見ることができ感動しました。
井戸跡の奥にはこちらの「櫓台」が復元されています。
1643(寛永20)年にこの場所には2階建ての「二重櫓」がありました。
明治時代に入ると取り壊され櫓台も石垣も埋め立てられてしまいます。
2009、2010(平成21、22)年の石垣復興事業に合わせて発掘調査が行われ
埋められた櫓台、石垣が現れました。
さらに発掘調査では元禄地震で焼けた瓦が大量に発掘されたそうです。
櫓台、石垣は一度解体されて、新たに石を補填し、積み直され現在のように復元されました。
実際に櫓台に登ってみると
意外と高くて、小田原市内を見渡せたのが嬉しかったです。
風もきもちよかったです!
二重櫓からだったらもっと遠くまで広く見渡せたんだろうなぁと思いました。
櫓の特性上、隅っこに建てられているこちらの櫓台、
存在に気が付かずスルーされている方が大半でした😭
もし二重櫓が復元されたらみなさんにもっともっと注目されるのでは?
個人的には二重櫓が復元され、
その櫓から総構を見渡せたらいいのに〜なんて思っています😆
石垣も素晴らしかったです✨
この櫓台、あなどらないでね〜
4.住吉橋(住吉堀・狭間)
おすすめ4つ目はこちらの「住吉橋、住吉堀」です。
住吉堀は、銅門・馬屋曲輪・御茶壺曲輪の間を仕切る堀です。
1632(寛永9)年以降、当時の城主だった稲葉氏によって建てられました。
1923(大正12)年の関東大震災で石垣が崩落し、その後埋め立てられてしまいます。
1988(昭和63)年に住吉堀の石垣と堀の復元工事と発掘調査が行われました。
1990(平成2)年に住吉橋が復元されました。
2018(平成30)年3月に住吉橋の保存修理工事(架け替え工事)が完了しました。
住吉橋を渡って内仕切門を潜ると城壁にある「狭間」を間近に見ることができます。
これは「矢狭間」からの景色ですが
こうして弓矢で敵を狙っていたのかと武士になったような気持ちになれるのが楽しいです。
しかし急な段差(階段のようなもの)を登っていくので転んだり落ちたりしないよう
十分お気をつけください。
5.銅門
おすすめ5つ目は「銅門」です。
馬屋曲輪から二の丸に通じる位置にあり、二の丸の正門に当たります。
毎週土日・祝日に銅門の内部が特別公開されています。
こちらは裏側からとった写真ですが、
右の方にある階段から銅門の内部に上がることができます。
私が観光したのは土曜日だったので、
運良く内部を見学することができました。
中にはその日ガイドさんがいらして、銅門のことをたくさん教えてくださいました。
特別公開されている日に行かれる方は
ぜひ銅門の内部を見学してみてください。
6.NINJA館(歴史見聞館)
おすすめ6つ目は「NINJA館(歴史見聞館)」です。
広い二の丸を奥に進んでいくとNINJA館(歴史見聞館)があります。
ここでは映像や展示を通じて
「北条五代」の歴史と北条五代に仕えていたといわれる「風魔忍者」について学ぶことができます。
参加・体験型の展示なので
子ども・大人・外国人の方までたくさんの方が楽しめる施設でした。
我が家の子どもたちもとても楽しんでいました。
現在はコロナの影響で完全WEB予約制なので
事前にWEB予約をお忘れなく。
小田原城主の北条五代について知りたい方は↓
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7.常盤木門・常盤木門SAMURAI館
おすすめ7つ目は「常盤木門」と「常盤木門SAMURAI館」になります。
小田原城の本丸には常盤木門と鉄門の二つの門がありましたが、
常盤木門は本丸の「正門」として重要な拠点であったため大きく堅固に造られていたそうです。
現在の常盤木門は1971(昭和46)年に再建されたものです。
とても大きな門で驚きました。
石垣も間近に見れました。
常盤木門の1階はおみやげ屋さんと甲冑着付け体験を行える場所となっています。
(甲冑着付け体験は現在休止中です。)
2階には「常盤木門SAMURAI」館があり
甲冑や武具に特化した展示がされています。
こちらは撮影禁止でしたので写真はありませんが
状態の良い甲冑や武具が展示されていますので見る価値ありです。
8.本丸
おすすめ8つ目は「本丸」です。
本丸は広々としています。
お猿さんが飼われていたり、
他にも「本丸売店」や「本丸茶屋」や
「手裏剣投げ体験」ができる場所や「出店」もありました。
本丸で注目してほしいのは「巨松」です。
本丸には何本か立派な松が植えられていますが
「常盤木門SAMURAI館」の入り口付近に植えられている
樹齢240年以上経つ巨松はとりわけすばらしく大きく成長していました。
ぜひこの巨松のパワーを頂いてきてください。
9.天守閣
9つ目のおすすめは「天守閣」です。
こちらの天守は江戸時代に作られた設計図をもとに
1960(昭和35)年に総工費8000万円をかけて復元された小田原市のシンボルです。
造りとしては
3重4階の天守櫓に付櫓と渡櫓を付した複合式天守になります。
外観も去ることながら
内部の展示がすばらしいのでぜひ見ていただきたいです。
5階最上階には「摩利支点像」が安置されています。
天守の内部の展示について↓
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10.天守からの眺め
最後のおすすめは「天守からの眺め」になります。
5階の展望デッキは地上から約60メートルの高さにあり
ぐるっと一周することができます。
晴れた日には三浦半島も見渡せます。
写真の赤く丸で囲われたところは
豊臣秀吉が小田原攻めの際に「石垣山一夜城」を築いた場所です。
ぜひ展望デッキから素晴らしい景色をご覧ください。
最後におまけでご紹介したいのはこちらの写真です。
展望デッキからの観光が終わり
1階の売店付近のベンチで休憩をしていたときに
壁に大きく貼られていた写真です。
こちらの写真は当時の小田原城下町の様子を
外国人の「F.ベアト氏」が撮影したものだそうです。
撮影された時期は恐らく江戸時代だと思われますが
当時の様子がよく分かり
とても貴重なものを見ることができ感動しました。
こちらの素晴らしい写真もぜひ探してみてくださいね。
おわりに
私からのおすすめ紹介は以上になります!
小田原城に初めて行く人に向けて
忘れずにみてきてほしいおすすめポイント10選
はお分かりいただけたでしょうか?
おさらいしますと、
正規登城ルートでまわろう!
- お堀端通り(学橋・隅櫓・水堀)
- 馬出門
- 馬屋曲輪(井戸跡・櫓台)
- 住吉橋(住吉堀・狭間)
- 銅門
- NINJA館
- 常盤木門・常盤木門SAMURAI館
- 本丸
- 天守閣
- 天守からの眺め
でしたね。
まだまだこの10点では小田原城の素晴らしさは語り尽くせませんが
少しでも初めて登城される方の参考になれたら嬉しいです。
小田原城は私も好きなお城ですし
これからも足繁く通って
良さを発見・発信していきたいなと思っています!
皆さんもぜひ観光してみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました😊